クラウン を 隅々まで綺麗にしてグラヴィス-Fを施工しました!【茨城県 下妻市】
2022/07/09
ヘッドライトリペアはフルマスキングが基本
爪が研げる程のペーパー(ヤスリ)でライト表面の劣化部を完全除去するので
塗装に当たったら一発で下がでます。。
なのでマスキングは3重~4重で念入りに!
研磨中
劣化部分を完全除去
このサンディングができないと1か月から2か月で再劣化し
あれ?むしろ前より酷くなった?
みたいになります。
ちなみに。。
経験上、ヘッドライトの素材であるポリカーボネートには
復元の限界があります。
要は全てのライトが元通り綺麗にできるというわけでは
ないという事です。
元に戻せない場合の主な例は。。
①そもそも年式が古く劣化具合が酷い
①に関しては20年程度経過している車両は要注意です。
②数回磨いている
②に関しては2000番程度のペーパーで簡易的に何度も磨いてる場合や
カーショップ等で販売している表面を溶剤で溶かすものなど
ヘッドライトはやればやる程劣化は促進されます
当店では上記の事をお客様に説明し今後の車の保有期間や劣化具合を考慮し
リペアをお断りする場合があります。
一度リペアするともう後戻りできないのがヘッドライトリペア
当店でも高耐久なコート剤を導入して長期間の美観維持に成功していますが
現在検証できているのは約2年半です。
シビアな駐車環境で20年経過のヘッドライトの経過観察していますが
施工時の80%程度の品質は維持できています(個人主観) ※2022年7月現在
個人的には約2年半経過でこれなら全然オッケーかなというレベル
気になる人はご来店頂き当店の作業車のカローラをご覧ください。
見れば分かります。
十数回の研磨でかなり綺麗に復元できました!
しかしながら表面を限界まで綺麗にしたので内部の汚れが
しっかり見える結果に。。
※内部の洗浄及び研磨は行っておりません。
ヘッドライト完了後は細部の洗浄です!
白い車は必須とも言えるこの工程
隙間という隙間は徹底的に洗浄し新車時の輝きに戻します。
ちなみにGS系のK-パーコーティングはこれをやりませんので
少し古い白い車をk-パーで施工する時は要注意
そもそも除去できるケミカルがキーpーさんのラインナップでは
ありませんので除去不可能です。
爆白などの強力なアルカリ系洗剤ではある程度綺麗になるだけなので
しっかり綺麗にしたい場合は専門店に。。
細部洗浄中
この作業は地味に時間かかるのですが効果は抜群
車の見え方が変わります。
せっかく綺麗にするなら絶対にやらなきゃな箇所です☆
洗浄後はフルマスキング!
磨いていきます~
分かりにくいですが深いキズの処理です。
キズは研磨で除去(見えなくする)する事が可能ですが
深いキズの場合はケースバイケース
完全に見えなくすることも塗装の膜厚と相談しながらであれば可能ですが
そこまで必要あるか?の話
上記のような状態であれば屋外ではほぼ見えません。
完全にキズを消す事はある意味正解ですが
不正解でもあります。
塗装は有限の為、磨きまくればいつかは下が出ます。
そこまでするメリットがあるのかないのか・・・
当店では全体の膜厚バランスを考慮し進めていきます。
とにかく深い傷を絶対に見えない様に完全に消してくれと
言われればできますがそこだけ塗装がやたら薄いみたいな話に。。
やりすぎは塗装自体の強度を落とす結果になりますから
ほどほどに。。苦笑
そんなこんなの話中に施工は完了!
それでは完成写真です~!!
エンブレムは徹底的に洗浄!
綺麗です!
今回はご依頼いただきありがとうございました!
メンテナンスでフルサポートさせて頂きます!!